遺された言葉
絶望に濡らせばいい
わたしの脳内は破壊された
【2005/09/25 06:00 】 | 言葉 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
ピンク色の部屋
手を伸ばす
足元は血に塗れ
瞳は七色に光る

綺麗な言葉だけを
ばらばらに並べて
トランプみたいに
ベッドに散らばす

きっと報いの無い世界なんだって
窓際で独り言
きっと救いの無い世界なんだって

此の部屋に立ち上る
甘い誘惑と白い煙
ざわめくのはピンクの雪たち
ぎしぎし揺れるベッドの下からは猫が逃げてく
こうやって雲を流す
こうやって時を巡る
溢れる勇気を止められない
救いようの無い世界に
溜息ばかり


いつか白い雪が見える空には
何故か青空
振り落ちる其のレェスたちは
何処から降りてくるの?

其れは いつしか凶器に変わり

眼に見えぬ圧力として生まれる
騒ぎ出す勇気が
力無く失せるけど
あの能力を試す日を忘れない

鍵の音
ドアが開く
振り返る
其処に

誰が居る?
【2005/09/25 02:33 】 | 言葉 | コメント(0) | トラックバック(1) | page top↑
黒い空
僅かな手がかりを探して
醜い羽を広げて
血乱れた傘を差して
水鏡に映った
黒い夜空を歩くの
星が綺麗よ?
其れは街の明かりだった
月が綺麗よ?
其れは只の街灯だった

残り僅かな足跡を遺して
爛れた本能を曝け出して
傘を胸に刺して
水鏡に映った
黒い夜空に沈むの
風の音?
車の音だった
水の音?
排水の音だった

わたしの赤も
滲ませてくれる
此の空は黒いから
目を綴じれば何も無いから

感覚がなくなった指先で傘を放って
水鏡に映った
黒い空に溶かすの
目を綴じれば
何も無いから
【2005/09/16 16:58 】 | 言葉 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
何故
何故そんなにも
自殺をとめようとするの?

もう
声を出す気力も無い
哀れだ
余りに
愚かだ
どんな苦しみであれ狂いであれ
苦しんだのは事実
其れをどうか認めて
傷の深さなど
無関係に

其れをどうか
認めていて
【2005/09/16 16:58 】 | 言葉 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
裁判
怒涛の裁判よ
裁けばいい
思う存分暴言を撒き散らして
愚かな人間だと
罵ればいい
わたしの痛み

幼い頃から引き摺った
逝き場
全てを此処で
裁けばいい
思う存分暴言を撒き散らして
愚かな人間だと
わたしを罵ればいい
【2005/09/16 16:56 】 | 言葉 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
生贄
疑いもせず立ち竦んでは
意の儘に呑み込む幼子よ
わたしの手をお引き
だらだらと口から零れ出す
汚れた毒を拭ってやろう

もう此処に居ることは無い
今直ぐ逃げなさい
罰ならわたしが受けよう
わたしの身は滅びたも同じこと
気にすることは無い
さあ お行きなさい

お前は生きられる身
其の命を無駄にしてはならぬ
さあわたしの手を離して
此処から飛び立ちなさい
例えわたしの悲鳴が聞こえても
決して振り向いたりせずに

お前は生きる身
其の命を大事になさい
わたしを忘れても
其れだけは肝に銘じなさい
【2005/09/16 16:54 】 | 言葉 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
ガクシャ
血が滲む勇気は
捨て去ることも出来ず
只 怯えていた
わたしの頭脳が取り出されるとき
自らの過ちに気付くのだろう
他ならぬ浅墓な考えで
解剖などした君よ

わたしの声など聞こえないだろう
わたしはもう既に
お前たちの手によって死んでいるのだから
【2005/09/16 16:50 】 | 言葉 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
思い出
美味しい匂いがする
何処からだろう?
探してみても
みつからない

まるで夕焼けの中
漂う
あったかい優しい匂いみたいな
美味しい匂い

何処からだろう

古い
思い出の中からかなあ
【2005/09/16 16:47 】 | 言葉 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
爪痕
しがみついたの
必死で
貴方の腕に
しがみついたの
死神が
寄って来るから
わたしを連れ去ろうと企んでいるから

黒い影が
わたしを包み込もうとしている
わたしを壊そうとしている
わたしを動かしている
身体中を切り刻みたい衝動に駆られる

わたしは ほんとうは生きたいんだよ?
貴方に解って欲しいの
救って欲しいの
でもどうやったら救われるかがわからない
叫べない
身体中の気力を失ってしまったから
廃人と化した此のわたしを
どうやって救えるのか
わたし自身
わからない儘だから
だから

叫べないで居るの
【2005/09/14 03:55 】 | 言葉 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
わたしさえ救えない
心臓の鼓動が鬱陶しくて
泣きながら引き裂いて
苦しみと痛みで号叫して

何と闘っているのだろう?
先走る頭脳は闇の中
負けるのは悲しみの涙
貫く記号は さよならの証
何と闘っているというのだろう?

松葉杖さえ
わたしを支えてはくれない
何もかも失った
何もかも放った
わたしには何も無い
わたしには何も要らない


狂ったように叫びながら
腐敗した血液を眺めている
内臓が こびりついた其れを
瞬く間に消し去る幻覚を
走り行く明日の陽
わからない
暗号ばかり
叫べない
声が出ない

わたしは居なくなった
わたしの記号は無くなった
わたしの居場所は何処に?
わたしの逃げ場は何処に?

何もかも要らない
何もかも必要ない
【2005/09/12 02:46 】 | 言葉 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
樹海と月
飛び出した内臓を引き摺り
声も出せずに足掻いていた
心の叫びは月の光に消え失せ
星たちの輝きは身体を刺す針と化した
樹海に彷徨う祈りよ
どうか此の世界が
夢でありますように

傷だらけの足が
皮がむけて血が滲む足が
裸足である醜さを強調している
地面は余りに硬く
残酷に皮膚を引き裂く

水鏡に映った自分を見れば
衰弱した顔が居る
樹海は止まない
何処までも続いていく

死者を生み出しながら
【2005/09/10 20:29 】 | 言葉 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
凍えた足枷
知らないと
白を切れば免れる罪だとでも?
叫ぶ蜃気楼は言の葉を忘れた儘

雪が降り積もる
此処は暖かいから
気にすることもない
わたしは生きているから

強張った空間など
本当は無かったのだと
全ては妄想だったのだと
必死で否定するけれど
絡まる此の蔦の正体は?
身体中に手を伸ばす
煩わしい此の蔦の正体は??

誇らしげに喚く妖怪たちよ
わたしを惑わせないで
此れ以上の意識ならば
要らないから
此れ以上の ざわめきなど
わたしを囲うだけだから

どうかわたしを
潰さないで
どうかわたしを
殺さないで
【2005/09/07 21:17 】 | 言葉 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
海の街
いつの間に訪れていたの
此の廃墟に

黒猫が頬を伝う
足場を見失った儘
何処へ行くつもり?
視界は閉ざされ
心は海の向こうへ

どんな風に映っているの
貴女には
其の眼には
其の肌には

抜けるような風
今日は晴れ
あの空が目に沁みる
言葉さえ失って
此の声も届かない

貴女は全てを遠ざけたから
貴女はわたしに気付かなかったから

今日も見下ろせば海がある
波の音は
聞こえない
【2005/09/07 21:12 】 | 言葉 | コメント(5) | トラックバック(0) | page top↑
隔離
時が止まってる
此の部屋
点けっ放しの蛍光灯が
いつ迄も明るく照らすから
例え窓の外が暗くとも
此処より明るくとも
関係が無い
此の部屋には何ら影響しない

わたしは此処から出れずに
只 眠り続けている
誰にも知られないように
誰にも会わないように
ひっそりと
息を潜め
独り
此処に居る
誰にも気付かれずに
誰にも知られないように
【2005/09/07 21:08 】 | 言葉 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
ループ
全てに怯えて
全てを放った
近づかないようにと
近づけないようにと
喉を裂く程 叫び散らし
結界を張った
つもりで居た
独り悦に入り
自惚れて居たんだ

もう意味不明の号叫に
頭を悩ませることもないのだと
独り微笑んで居たのだ

滑稽だろう
どうぞ笑うがいい
愚かな人間なのだと嘲笑うがいい
そうして其の足で
此の顔を踏み潰せばいい
煙草を踏み消すかのように

思う存分罵ればいい
それこそ日頃 溜まり行く負の蓄積を
今 此の場で発散すればいい

わたしは愚かなのだから
愚か者同士
抉り合えばいい


あなたは次第に虚しさを抱え
我に返ったときにはもう遅く
既にぐったりと横たわるわたしに
気付くのだろう
痣だらけに成って変形した醜いわたしを
其の鋭いヒールが生み出した鈍い傷跡を
血塗れの足元を

どうぞ嘲笑うがいい
此の二人の狂気沙汰を
そう、狂っている
狂っているのだろう?
汚泥に塗れた彼女は
わたしと同じように振舞うのだ


そして次の獲物は
一部始終見てしまった







あ な た
【2005/09/03 22:03 】 | 言葉 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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